02.3 Major Scale と minor Scale
一番よく使うのが長音階 (Major Scale) と短音階 (minor Scale) です
Scale は実はいっぱいあり、何だったら自分で生み出す(並べる)こともできるんですが、やはり何と言っても King は Major Scale、Queenが minor Scale になります。クラシックもポップスもほとんどがこの2つの Scale から出来ています。
minor Scale と mを小文字で書いたのは、私のいた学校の決まりだったという理由だけです。Major も minor も M で始まるのが紛らわしく、コードネームを書く時にここがしっかり区別されないといけないので、とにかく minor は小文字の m で書くというのがルールでした。
minor Scale とさらっと書きましたが、実は minor Scale には3種類あります。
✔️ Natural minor Scale (自然短音階)
✔️ Harmonic minor Scale (和声的短音階)
✔️ Melodic minor Scale (旋律的短音階)
学校に入る前から minor Scale が3つあるというのは、薄々知っていましたが、何か面倒なことに巻き込まれそうな感じがして出来ればスルーしたいと思ってました。もっと言えば、C (ド) から始まる Major Scale を A (ラ) から始めれば Natural minor Scale になるんだから、Major Scale だけやれば充分だと思っていました、というか思いたかった。
この minor Scale については異議を申し立てたいところがあり、それが何かはもっと後で書きたいと思います。この章では Natural minor だけ扱います。
一つ強調しておきたいことがあります。それは、minor Scale の勉強 を A minor Scaleでやってはいけない。必ず C minor Scale でやること。なぜか? A minor Scale は A (ラ) から始まる Scale で Aから白鍵を順番に弾いていくだけで良いから。つまりは、Scale の始まりが違うだけで、C Major Scaleと使う鍵盤はまったく同じなので、今弾いているのが Major Scale なのか minor Scale なのかの意識が薄まってしまうからです。C minor Scale であれば、♭が 3つつきます。黒鍵を 3つ使うことで Major Scale と minor Scale の違いがわかるようになります。
まず Major Scale と minor Scale の種類を頭に入れてください
This page originally written on 2020.12.15, revised on 2021.08.23
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