04.3 Melodic minor
Major Scale と minor Scale の中間のような Melodic minor Scale
C Mm です。ものの本には、Mm は上行が上のとおり、下行は Nm と書かれています。上行の時は Leading Tone が必要になるので上のとおり。下行の時は必要ではないので Nm を使うという私には理解し難い説明がついています。ハァ〜、ならメロは決めの時に必ず上向きになり、メロが下向きなら決めは必要ないのか、と思いません?
この手の訳のわからない説明が minor Scale を何となく胡散臭いものに見せているんだと思います。私のいた学校では、Mm の下行はやってません。だって、下行は Nm なんだから。ここでも同じ理由で下行はやりません。
(気を取り直して ) Mm の特徴は、minor Scale のくせして A♭ではなく A音、 B♭ではなく B音 が Scale に入っていることです (上の青枠)。特に minor Scale に特徴的な A♭がありません。「minor Scale に特徴的なとはどういう意味?」今は流しておいてください。聴いた感じは、minor と Major Scale の中間と言った感じでしょうか? Hm と同じように Leading Tone が欲しかった。だけど A♭と B でできる増2度 (+2) も嫌だった。だから A♭を A に変えた。結果として minor 感の薄い minor Scale が出来上がった。
個人の好みでいうと私は意外に好きです。学校の 3年次の終わりにその年の集大成 (というほど大袈裟なものではありませんが)として作った曲のサビが Melodic minor でした。辛いこともいっぱいあったけど、それを経験にして歳を重ねた大人の感じ。こういう風に思うのは私だけでしょうか?
Hm と Mm。納得感が薄いですよね。今はそれで Okay です。
This page originally written on 2020.12.26, revised on 2021.09.02
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