Ex-35 「ノルウェーの森」は Mixolydian と Dorian

Dorian の曲がないか頭を巡らしているんですが、見つかりません。The Beatles の「ノルウェーの森」(Norwegian Wood) の全半が Mixolydian で後半が Dorian と言うネタは Ex-31 の中でも書いていますが、それをちゃんと書きます。 原曲 Key は E ですがC に直します。

https://www.youtube.com/watch?v=Y_V6y1ZCg_8

聴いて見ると確かに普通の Major Scale では出ない雰囲気を持っています。Scale とは関係ありませんが、インドのシタールの音もこの雰囲気を作っていると思います。

本題に入る前に 3 小節目と 7 小節目の Gm について。ネットで見ると、1〜8 小節までずっと C で書いてあるのと、3小節目と 7 小節目の後半を B♭で書いているのと、Gm で書いているのとまちまちです。Mixolydian なので B音が B♭音に変わります。B♭のコードも Gm のコードも B♭音を持っているのでどちらも理論上はあり得ます。ここでは Gm を入れました。理由はギターの音というよりベースの動き。3小節目はベースが G – B♭- C と鳴っているように聞こえます。ここのコードが Gm だとすると Gm の Root – minor 3rd – 11th が鳴っています。B♭なら 13th – Root – 9th。Gm なら Chord Tone が2つ。B♭は一つです。なので Gm に軍配を上げます。コード感も私には Gm に聴こえます。少なくとも C のコードではありません。

1〜8 小節は Mixolydian。B音ではなく B♭音。1〜8 小節の中でまず C (ド) を探すと 3小節目と 7小節目にあります。そこからレを探してミを探すとやっていくと C Mixo の全ての音符が出てきます。なので疑いなしに Mixolydian。

9〜16小節は Dorian です。Dorian は Natural minor の 6音の A♭が A Natural になります。この 6音が Dorian を特徴づけるのでこれが CH (Characteristic Note = 特性音) になります。ただ譜面を見ると E♭の音(赤丸)はたくさん出て来ますが、A♭音は出て来ません。ここをどう見るか? 手がかりはコードです。C Dorian の 4番目の F音を Root にしてできるコードは Natural minor Scale なら Fm ですが、上の譜面は F になっています。F ということは 3rd は A音。見事に Dorian です。

他に Dorian の曲がないか頭を巡らしてみます。もしどうしてもなければネットに訊くか Jazz の曲を紹介するかしたいと思います。

長年サラリーマンで現在プロ作曲家志望です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です