Ex-60 「海を見ていた午後」の Am のクリシェ

荒井由美さん時代の「海を見ていた午後」です。原曲 Key は F ですが、C に変えます。

https://www.youtube.com/watch?v=hb8GK-f3b_s

本題の Cliche の話から。13・14 小節目が Am の Cliche です。ちゃんと言うと、A minor の Bass Cliche。Am の Root が半音で下行します。Root が A音 ⇨ A♭音 ⇨ G 音 ⇨ G♭音と半音づつ落ちて行きます。The Beatles の 「Michelle」のイントロ(コーラス終わりも)と同じです。

この曲では、Am の Bass Cliche が行き着く先は Dm7 になります。大体 Dm7 or FM7 に行き着きます。

ここで一つ個人的に持っている疑問があります。それは、「Root が下行して行くときに、A音を鳴らし続けて良いのかどうか?」単純に A音を鳴らし続けるとこうなります。

どうでしょう? 不協感が強く出ません? 今度は下行部分を Octave 下げます。

どうでしょう? さっきより聴けます。今度は、A音を保持しないパターン。

これが一番すっきり聴こえます。上で例として出した「Michelle」も、この「海を見ていた午後」も A音は保持していません。

では、A音を保持してはいけないんでしょうか? ここで勉強中の和声楽を引っ張ってきます。和声楽の理屈だと A音を保持するなら下行させる方は A音より上に持ってこないといけない。これだとこうなります。

どうでしょう? これだと聴けます。要は A音も鳴らしたいなら A音と半音下行音は離さないといけない。

実はこのページには副題があったんですが、本題が長くなったので別ページで書きます。副題と言うのは譜面 9〜12 小節の Gm7 – FM7 – Gm7 – FM7 進行についてです。

長年サラリーマンで現在プロ作曲家志望です。

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