18.5 メロが Tension Note の Voicing
前のページはメロが Chord Tone の場合 Voicing をどうするかでした。このページはその逆でメロが Tension Note の場合です。簡単です。
- メロのすぐ下の音を外して Voicing する。
下の五線譜を見て下さい。メロ (Top Note) が全部 Tension です。その下にくっ付けるようにして Chord Tone を置いています。赤く塗ったのがメロのすぐ下の Chord Tone。
![](https://i0.wp.com/shunkies.com/wp-content/uploads/2021/07/d54f38b015e7e58dd03ae93b47569520.png?resize=900%2C199&ssl=1)
この赤を消してしまえば Voicing 完成です。
![](https://i0.wp.com/shunkies.com/wp-content/uploads/2021/07/9a27acf033c6aa4121c37dc0aa0e6df1.png?resize=900%2C208&ssl=1)
音を聴いて下さい。ピアノの下の方で Root を鳴らしています。
これ考え方は前のページと同じです。例えば上の Dm7 のメロは E音 = Dm7 の 9th です。9th のすぐ下は Root ですからこの Root を外してしまう。前のページで Root を 9th に代えると言うのと同じ。上の G7 のメロは♭E音 = G7 の♭13。なのですぐ下の 5th を外してしまう。
前のページで Tension は 2つまで入れられると書きました。G7 (♭13) に♭9th の Tension を入れてみます (赤印)。♭9th なので Root を外しました。
![](https://i0.wp.com/shunkies.com/wp-content/uploads/2021/07/6f9f4b2a60ac52b3a85f7cda47a9b972.png?resize=900%2C206&ssl=1)
どうでしょう? 全然おかしくないですよね。
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