Ex-31 ONE OK Rock の「Wonder」は Mixolydian

毎週 Apple Music から今週のおすすめが届くんですが、その中に ONE OK ROCK の「Wonder」が Apple Music Home Session というカッコ書きで入っていました。聴いてみたら、これ Mixolydian だと思ってまた聴いたらやっぱりそうでした。

聴いたのは Vocal とアコギ2本で Acoustic 感満載のアレンジでしたが、検索したら Band Sound のものもあり元々はこっちが先に世に出たんだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=ppL_15jZm_E

Mixolydian はこのサイトのあちこちで出て来ますが、ここで言っているのは Chord Scale の Mixo ではなく、Church Mode の Mixo です。C Major Scale の 5番目の G音から白鍵を上がっていくとできるのが G Mixolydian。それを C Mixo に直したのが下の譜面です。C Major Scale と違うのは 7番目の B音が B♭音に変わっている。

私なんかがすぐ思い出す Mixo の曲と言えば The Beatles の 「Norwegian Wood」(ノルウェーの森) の Aメロですが、確かに明暗の度合いが似ていると思います。

原曲 Key は G ですが、C に変えます。また、原曲の Band Sound の方はパワーコードで 3rd 音は鳴らしていないと思うんですが、下の Audio は 3rd も入れて鳴らしています。メロは耳コピなので参考程度にしてください。

最初に出て来た音度の音符に丸を付けていきます。そうすると Mode が完成しますが、C Major Scale の B音はなく B♭音が入っています。他の音は全て C Major Scale と同じ。つまりは Mixolydian です。

さて、使われているコードです。C に疑いを持つ人はいないですよね。C Mixo Mode の C音を軸音 (Axis) に 3度堆積するとドミソになります。次に B♭が出て来ますが、C MIxo の B♭音を軸音に3度堆積すると当然 B♭コードになるのでこれも問題ありません。Mixo では B♭コードが頻繁に登場します。C と B♭を行ったり来たりする曲もよくありますよね。F も同じように問題ありません。

唯一問題になるのは A♭のコードです。C Mixo に A♭はないので、理論的にどう説明するかですが、多分旋法移動 (Modal Transposition) で当たりだと思います。

A♭が鳴っている時は C Mixo から B♭ Mixo  に旋法移動している。旋法移動というのは Mixo なら Mixo と言う Mode (旋法) が Mixo のまま軸音が変わる (転調と同じ)ことを言います。

1〜4 小節は C で、それが 5小節目で M2 下の B♭に移り、ここで旋法移動して B♭ Mixo になり M2 下の A♭に進行する。

どうでしょう?納得感ありました? 他に Mixo の曲がないか探してみます。

長年サラリーマンで現在プロ作曲家志望です。

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