今年は松任谷由実さんのデビュー50周年だそうでテレビ・ラジオで曲が流れていますが、アレっと思ったことがあります。荒井由美時代の曲はメロがほとんど白鍵。つまり難しいことはやっていません。

そういう頭で曲を聴いていたらこの曲に当たりました。この曲ってメロが白鍵だけでできていて、更にコードも 4つしか使っていない。なのにカッコいい。いろんな人がカバーしているのもごもっともという感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=MH-P4mXvDPE

原曲 Key は E♭ですが C に変えた譜面です。耳コピなので参考程度。また Aメロと Bメロの繰り返しは端折っています。

使っているコードですが、 C と Am と F と G だけ。それも 7th は入れずに Triad で使っています。Backing のパターンはいかにも古き良きアメリカという感じ。

これってすごくないですか？ メロは Diatonic だけ。コードも Triad 4つだけ。なのにカッコいい。

このサイトのフロントページで CとFとG7というレベルのコード付けは芸がないのでもっとカッコいいコードを当てましょうという意味のことを書いていますが、コードは隅から隅までわかった上で敢えて Triad のシンプルなコードで曲づくりをしているところがすごい。

しばらく、松任谷由美さんの曲のメロとコードがどうなっているのか書いていきます。